かえる*ブログ

心配性ママの子育て手帖

断乳したけど授乳を再開した話。その後の長期授乳・タンデム授乳についても

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「断乳しちゃったけど、いろいろあって授乳を再開したい…」

「再開して、長期授乳になるのが心配…」

今回はそんな悩みを抱えている方に向けて、

断乳したのに5日後に授乳を再開し、長期授乳・タンデム授乳になった私の体験談を書いていきます。

・断乳したのに、再開しちゃっていいの?
・断乳したのに再開するのって子どもが可哀想?
・そもそも断乳後に再開ってできるの?
・長期授乳やタンデム授乳ってどんな感じ?

 

こんな疑問にも、私の体験を踏まえて答えていこうと思います。 

 

断乳したのに、再開していいの?子どもが可哀想?

まず、断乳したのに再開していいのか、ということですが、

いいと思います!

私は5日間断乳して、再開しました。

そして再開して良かったと思っています。


ただ、良かった面だけでなく、後々困ったこともあったので、それもこの後併せて紹介していきますね。


断乳した理由・再開したい理由にもよると思いますが、

お母さんが再開したいと思っていて、再開しても問題ない状況であれば、

再開して良いと私は思います。

授乳を再開するか悩んだ時、お悩み掲示板などを徘徊しました。

そこには

「せっかく頑張っておっぱい我慢したのに、再開したら子どもが混乱して可哀想。」

「今再開しても、いつかまたやめる時が来るんですよ。そしたら子どもは2回も辛い思いをして可哀想です。断乳は一度したら絶対に再開しちゃいけません。」

こんな意見ばかりで、再開を良しとする意見はほとんど見かけませんでした。

うーん、厳しい…
 

これらの意見を見て、私も本当に悩みました。

でも、今ならこう言えます。

お母さんが迷われてるのに、断乳を続けることが本当に子どもにとって良いことなんでしょうか。

お母さんが迷うのは、迷うなりの理由がある筈です。

本当に授乳を再開すると可哀想なのか、きっとお子さんを見ているお母さんが一番わかっていると思います。

私の断乳と授乳再開の理由

では、ここから、私の体験談を書いていきます。

私が断乳したのは、第2子が欲しかったからでした。

もともと第1子もタイミング療法で授かってます。
第2子を考えたタイミングで同じクリニックに相談へ行きました。

そこで、なんと多嚢胞性卵巣症候群になってることが発覚しました。

・多嚢胞性卵巣症候群とは

簡単に説明すると排卵が起こりにくくなる病気です。

詳しく知りたい方は検索してみて下さい。

「第2子が欲しいなら薬を使った方がいい。」

「授乳してると使えないから断乳してからにしよう。」

そう先生に言われたのが断乳のきっかけでした。

 

断乳するか悩みに悩み、結局桶谷式の助産師さんに相談し、断乳することに。

実際の断乳は、胸は張ってめちゃくちゃ痛いし、息子はおっぱい欲しくて大泣きだし、身体的にも精神的にもしんどいものでした。

 

正直、こんな思いは二度としたくない、そう思うくらい断乳は辛いものでした。

そんな辛さを耐え忍んで断乳したのにも関わらず、何故私が授乳を再開しようと思ったのか…

 

それは息子の変化でした。

 

息子はもともと離乳食もあまり食べない、お茶も飲みたがらない子でした。

 

しかし、断乳すれば食べるようになるという体験談などを読んでいたので、信じて様子を見ていましたが、一向にその気配はなく…

オムツに出てるおしっこも茶色くなりました。

 

そして何より心配になったのが、私にくっついて離れなくなったことでした。

家では私にべったり。

それまでは出掛けると楽しそうに走り回っていた息子。

なのに、外に出ても私から離れようとしない。

大好きな児童館に行ったのに私にくっつき、一切遊ばなかったのを見て、私は授乳再開を考えるようになりました。

この時、息子は鬱のようになっていたのだと思います。

 

このままだとダメだ、そう思って桶谷式の助産師さんに相談しました。

この時断乳してから5日経っていました。

 

桶谷式では、断乳後3日目におっぱいマッサージをして貰います。
その3日目に私のカチカチのおっぱいを一生懸命マッサージしてくれた助産師さんには申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、

息子の変化と、授乳を再開したい気持ちを打ち明けました。

 

助産師さんは

「お母さんに授乳する意思があって、お子さんが飲めば続行が成立します。
今回は断乳のタイミングではなかったと思えばいいんですよ。」

と言って下さいました。

この時、とても心が軽くなったのを覚えています。

そして、私は恐る恐る息子に授乳を試してみました。

吸わないかもしれない…
でも吸わなくても、それならそれで断乳続ければいいし、いいか…

そんな気持ちで、息子におっぱいをあげました。

息子は初めは本当に飲んでもいいのか戸惑っていたものの、

「いいんだよ」と声を掛けるとごくごく飲んでくれました。

そして、とても安心した顔で眠ったのです。

この時の息子の顔は今でも忘れられません 

それ以降、以前の息子に戻り、元気に遊んでくれるようになりました。

私も水分の心配をしなくて済むようになり、授乳を再開して気が楽になりました。

再開して母乳は出るのか

私は断乳して5日でしたが、一応出ました
その後桶谷式のマッサージも受け出ることを確認しています。

…が、やはり量は減ったと思います。

以前は暫く飲まないと張っていた胸も全く張らなくなりましたし、あんまり出てなさそうだな~と感じていました。

しかし息子は幸せそうにおっぱいを吸っていたので、あまり量は関係なさそうな感じでした。

再開後のこと

再開後、今現在も授乳を続けている息子。
長期授乳になっています。
そして、下の子が産まれタンデム授乳もしています。

ここからは、長期授乳・タンデム授乳になって良かったことと困ったことについてご紹介します。

長期授乳・タンデム授乳で良かったこと

・イヤイヤを鎮めるのに一番効果があった
・おっぱいタイムに絵本の読み聞かせをしたらよく聞いてくれた
・下の子が出来た後も精神的に安定していた
・下の子を出産後もおっぱいトラブルがない

良かったことはこの4点です。
詳しく解説していきます。

イヤイヤを鎮めるのに一番効果があった

2歳前後からやってくるイヤイヤ期、話には聞いていましたがやはり相当でした。
食事も着替えるのも歯磨きも全部イヤ!

お風呂一つ入るのも、本当にやっとでした… 

そんな時、一番効果があったのがおっぱいで釣ることでした…。

息子、2歳になる頃にはおっぱい以上に好きな物がないくらい、おっぱいマンに成長しておりました。

しょっちゅうおっぱいを欲しがっていたため、

「着替えてからね」
「ご飯食べてからね」

と言って、うまくやって欲しいことに誘導していました。

あんまり良くない言い回しですが、本当に困った時には、「これやらないとおっぱいあげられないよ!」なんて言うことも…

こんな感じでおっぱいを使い、数々のイヤイヤを乗り越えてきました

お菓子やジュースと違っていっぱいあげても罪悪感がないのも良いところです。

おっぱいタイムに絵本の読み聞かせをしたらよく聞いてくれた

幼児期の読み聞かせが脳に良いというのはいろんな育児本で言われています。

私も実践していましたが、イヤイヤ期が来ると読み聞かせしても嫌がることが多くなった息子。

そこで、おっぱいの時に絵本を読み聞かせるようにしたらかなり集中して聞いてくれるようになりました。

絵本からどんどん会話が広がり、語彙も増えていきました。

(息子はおっぱい咥えながらですが…)

知育にもなる、良い親子時間になりました。

下の子が出来た後も精神的に安定していた

私はとても幸運なことに、授乳再開後、なんと薬を使うことなく排卵ができ、念願の第2子を授かることが出来ました。

よく下の子が産まれると上の子が情緒不安定になると言いますが、息子はおっぱいを飲むことで安心していたようでした。

時々下の子がおっぱいを飲んでいるのを見て嫉妬していましたが、自分もすぐに貰うことで強い不満には繋がらなかったようです。

今も2歳なりの愛情表現で、下の子をとても可愛がっています。

口にキスしようとしたり、大変だけどね!

下の子出産後もおっぱいトラブルがない

私は母乳の分泌量が多いようで、息子が0歳のうちは何度もおっぱいトラブルを起こしていました。

乳腺炎にもなり、高熱で苦しんだことも…。

下の子出産後も、何度か胸にしこりが出来て痛むことがありましたが、下の子が飲みきれなかった分を息子が飲んでくれた為、それ以上悪化することはなくここまで来れています。

やはり子どもに飲んで貰うのが一番の治療です。

長期授乳・タンデム授乳で困ったこと

・妊娠後、息子の授乳に不快感を覚えるようになった
・タンデム授乳は疲れる! 

この2つです。

妊娠後、息子の授乳に不快感を覚えるようになった

実は再開後、妊娠後期くらいから徐々に息子の授乳に不快感を覚えるようになりました。

これについてはかなり悩まされました。

息子はおっぱい大好きだし、出来ればちゃんとあげたい。
でも、どうしても不快になってしまう…。

これはもう本能的なものらしいので仕方ないようなのですが、この不快感は下の子出産後も続きました。

なんなら今も続いています。

不快感を覚えるようになってから、何度も断乳を考えました。
しかし下の子が産まれ、目の前でおっぱいを飲む姿を見ながら突然断乳なんてしたら、それこそ息子がおかしくなってしまいそう…。

そう思い、断乳には踏み切れませんでした。

そこで取った対策、それは

時間と回数を決める

でした。

息子はもういくらでもおっぱいが飲めます。

ほっといたら30分くらい平気で吸ってると思います。

それだと流石に耐えられません。

初めは絵本を2冊読む間だけ、ということにしていましたが、段々知恵がついてくると絵本が読み終わらないように邪魔してくるようになりました。

私もそれに段々イライラしてきてしまい、導入したのがこれです。

子どもでも簡単に操作でき、見た目で時間の感覚もわかるというタイマーです。

これで息子と一緒に時間を設定し、アラームが鳴ったら終了、としました。

使い初めの頃は10分にしていましたが、徐々に短くして今は5分です。(笑)

私も5分なら耐えられて授乳を続けられるし、息子には時間の感覚が身に付くし、この方法を取り入れて良かったと思っています。

タンデム授乳は疲れる!

タンデム授乳、今もやっていますが本当に体力が必要です。

全て吸い尽くされるんじゃないかと思うくらい、吸われてます。

ワンオペも多いので、以前は2人同時に授乳していましたが、流石にそれは無理になり、今は順番に授乳しています。

それでもやはり大変。

息子の授乳は一応3歳までは続けていく予定ですが、その頃私は原型を留めていられるのだろうか…(知らん)

今は下の子の離乳食が始まってるので、少しずつ授乳回数が減るのを待つばかりです。

最後に

以上が、私の体験です。

授乳再開を悩んでいる方、長期授乳やタンデム授乳を心配に思われていた方の参考になったでしょうか。

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ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました!