かえる*ブログ

心配性ママの子育て手帖

授乳で乳首が痛い!泣いて暴れる…全部乗り越えて完母になった話

【当サイトはプロモーションを含みます。】

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この記事は、このような悩みのある方に向けて書いてます

こんな悩みのある方
  •  授乳時、乳首が強く痛む
  •  授乳しようとしても泣いて暴れる
  •  授乳の時間がとにかく辛い

この悩みを抱えている方、ほんっとうに辛いですよね。

これは全て私が抱えていた悩みなので、

その辛さ、すっっっごくよくわかります。

私は現在この悩みを克服し、完母で育てています

私がどうやって克服し完母なったのか、その体験談を書いていきます。

同じ悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。

 

 

一番の解決策は母乳育児の専門家に相談すること

まずはじめに、母乳育児で悩んでいる方は、早めに専門家のもとへ行くことをおすすめします。

この記事を読まれている方の中には、授乳で悩んでいても、赤ちゃんを連れて外へ行くことに迷いのある方もいるかもしれません。

私が実際そうでした。

コロナ渦で、しかも生後間もない赤ちゃんを連れて外に出るのはすごく怖かったです。

それでも私が母乳専門家のもとに駆け込んだのは、授乳のストレスで心身共に限界を感じたからです。

授乳で苦戦しまくり、検索したことを試しては失敗。

検索魔と化し、一日中授乳のことで頭いっぱい。

ノイローゼ状態でした。

誰かに助けて貰わないとやばい、そう思って勇気を出して行きました。

結果、行って本当に良かったです

むしろもっと早く行けば良かったと思いました。

その理由

  1. 私に合った指導をして貰ったから
  2. この辛い状況を理解し助けてくれる人がいる、という安心感を得られたから


特に2が一番の理由です。

今は子育てを一人で頑張っている方が多いと思います。

子どもがいると、いろんなことに悩みますよね。

私も母乳のことに限らずしょっちゅう悩んでます…!

そんな中、誰にも相談できない「孤育て」は本当に辛いと思います。

私も産後は夫以外に頼れる人もおらず、夫が仕事の間はワンオペ

そんな中授乳がうまくいかず、ずっと一人で悩んでいました。

 

ただでさえ辛い産後。

悩みは一人で抱えちゃいけません。

一人で悩んでるとろくな考えが浮かんできません。

頼れるものはどんどん頼ってください!!


ちなみに、私が頼ったのは桶谷式の相談室です。

桶谷式についてはこちら

oppa.oketani.or.jp

ここからは私が悩んだこと、実際に桶谷式で受けた指導完母に至るまでについても記載していきます。

私が授乳で抱えた悩み

私の抱えていた悩み
  1. 両乳首に亀裂ができてしまい、吸わせる度に激痛
  2. 授乳しようとしても泣いて暴れるため、吸わせるまでに時間がかかる
  3. 一回の授乳に時間がかかる上、頻回授乳で夜も休めない
  4. ミルクにしたくても胸の張りが強く、授乳しないとしこりだらけ。搾乳もうまく出せない。

こんな状態でした。今思い出しても本当にしんどかったです。

乳首に亀裂、吸わせる度に激痛

出産後、私はほとんど母乳が出ませんでした。

母子同室の病院で、よく泣く子だったため、そのたびに授乳し、生後3日くらいから少しずつ分泌するようになりました。

母子同室についてはこちら

kaeru-mama.hatenablog.jp

しかし、何度やってもうまくくわえさせられず、何度も吸わせ直していました。

そしてその頃から乳頭に亀裂が…。

 

亀裂が出来たばかりの頃はそこまで痛みは感じず、保護クリームを塗るだけで十分でした。

私が使っていた保護クリームはこちらです。

しかし、退院する頃から痛みが強くなり、授乳が恐怖になりました。

どんなに深くくわえさせようとしても浅吸いになってしまい、授乳のたび激痛

特に吸い始めが痛いため、息を止めて授乳していました。

乳頭保護器も使用しましたが、全く吸ってくれず使えませんでした。

また、服にこすれる度に激痛。

正直私はこの痛みの方が陣痛より辛かったです…。

これについては私はクリームを塗った上にラップを貼って凌いでいましたが、桶谷式相談室で言われた一言で辞めました。

それは後述します。

授乳しようとしても泣いて暴れられる

これが本当に辛かったです。

生後1週目くらいから、授乳しようとしても嫌がるようになり、抱き方を変えたりクッションを変えたり、いろんなことを試しました。

しかし、何をやっても嫌がる。

何度も何度もトライしてやっと飲んでくれる。

なのに哺乳瓶はすっと飲んでくれる

この時の切なさと虚しさ…

特に産後のボロボロメンタルではほんっとうに堪えます。

この時諦めてミルクに出来れば良かったのですが、胸が張って辛いのと、自分の母乳を嫌がられる悔しさで半ば意地になって授乳していました。

授乳に時間がかかる上に、頻回授乳で休めない

とにかく嫌がられるため悪戦苦闘。

そして吸い始めると長く吸い続けられ、止めるタイミングがわからない。

寝たと思ってもすぐ泣く。

そのたびにオムツを買え、抱っこしてあやし、授乳。

空いてる時間には授乳のコツを調べまくる。

本当に全く休めませんでした。

ミルクにしたくても胸の張りが強く、しこりだらけ。搾乳もうまくできない。

私の場合、少しでも授乳時間が空くとどんどん胸が張るようになりました。

すぐしこりができてしまい、常に乳腺炎に怯えていました。

搾乳器も購入し、絞ると多少は楽になりましたが、あまり上手に絞れず結局吸ってもらわないとしこりは解消されませんでした。

桶谷式で指導されたこと

私の抱えていた悩みをたくさん書いてしまいすみません。

この悩みを桶谷式でどう解決したかを書くために書かせて頂きました。

また、同じように悩んでいる方がいるかもしれない一人ではないですよ、と伝えたかったのもあります。

では、ここから桶谷式でのことを書いていきます。

桶谷式相談室での施術の流れはこんな感じ! 

簡単に、桶谷式で私が受けた施術の流れについて書いていきます。

まず問診票の記載と、助産師さんの問診がありました。

一通り終わると、上半身を脱衣し、診察台で乳房の状態を診てもらいます。

その間赤ちゃんはバウンサーへ。

電動バウンサー様にあやしてもらいます。

助産師さんは私の話を聞きながら、乳房のマッサージを開始。

温かいタオルで乳腺を温めながらマッサージしてくれます。

実際のマッサージ、

全く痛くありません。

そして驚くほど射乳します。

助産師さんいわく、母乳が出るポイントをおさえてやっているから、とのことでした。

当時私は子どもがあまりにも頻回に泣くため、母乳があまり出てないのでは?と思っていました。

そんなことはないのだと知れたのも良かったです。

マッサージ後、実際の授乳の姿勢やコツを指導してもらい、終了しました。

指導の内容

あくまで私が受けた指導ですので、参考程度にご覧ください。

乳頭の亀裂について

その際私は布にこすれる痛みが耐えられず、ラップを使っていることを話しました。

助産師さんは
「痛いんじゃしょうがないよねー。

でもラップを貼り続けてると皮膚が弱くなるって説もあるみたいよ。」と。

え…?!そうなんですか?

実は治りが遅いことが気になっていた私。

単純に吸われているからだと思っていたんですが、助産師さんの言葉を聞いてもしやラップのせいだったのか…?!と思い、その日からラップをやめました。

私はもともと乳頭が扁平気味だったので、ニップルフォーマーというものを使っていたのですが、服でこすれて痛む時はそちらを使用するようにしました。

長時間使用はよくないようなので、我慢できる時はクリームを塗るだけにしていました。
ラップをやめたおかげか、授乳方法を変えたおかげか(この後出てきます!)

亀裂は瘡蓋になり、瘡蓋が出来てから痛みも和らぎました

それから徐々に良くなり、今は亀裂は出来なくなりました。

私が使っていたのはニップルフォーマーですが、似たような形で乳頭保護器(ブレストシェル)もあります。


ニップルフォーマーはこちら

ブレストシェルはこちら

授乳で泣いて暴れることについて

どうやら私の乳房が張りすぎて、吸いづらくなっていたようでした。

「こんなに張っていて吸いづらいのに、この子は頑張って吸ってたのよ。

この子からしたらロッククライミング状態よ!」とまで言われました。

助産師さんは冗談で笑いながら言っていましたが、私は大号泣。

授乳のたびに、さんざん泣いて暴れていた我が子。

私の母乳がそんなに嫌なのか…とずっと落ち込んでいました。

母乳を嫌がるどころか、この子なりに頑張ってくれていたんだと思い、申し訳なくなりました。

 

授乳姿勢も指導して貰いました。

その姿勢のおかげか、マッサージで乳房が軽くなったおかげか、今までよりスムーズに吸ってくれるようになりました。

その時指導してもらった授乳姿勢と授乳のコツも記載しておきます。

授乳姿勢
  1. 授乳クッションを膝の上にセットします
  2. 赤ちゃんをその上に寝かせ、胸からお腹を撫でて、赤ちゃんの体が真っ直ぐ伸びるようにします。
  3. 真っ直ぐ伸びた状態の赤ちゃんを横向き(側臥位)にし、自分の胸の下におさめます
  4. 赤ちゃんの上唇と乳頭が同じ位置にくるようにします
  5. 赤ちゃんの首の下を支えます。この時自分の前腕は赤ちゃんの背中に沿っている形です。
  6. そのまま赤ちゃんの胸を自分のお腹に引き寄せるようにします。
    すると自然に口も近付くので、口を開けたらくわえさせます。
    赤ちゃんの胸を引き寄せるようにすることで、赤ちゃんの体も安定し、深くくわえられるようです。また嫌がって暴れにくくもなるようです。
  7. 赤ちゃんを持ってない方の手は、乳房は持たなくても良いそうで、邪魔な服をどかすのに使って下さい。

文章だとわかりにくいですが、ポイント赤ちゃんの胸を引き寄せるようにするところです。

口だけを近付けようとするよりもうまく深くくわえさせられました。

授乳に時間がかかることについて

これについては両乳5分ずつ吸わせるのを1クールと数え、

私の場合1クール授乳するだけで良いと指導されました。

私の母乳の出は十分であり、5分1クールの授乳で十分とのこと。

もっと欲しがるようであればもう1クール。

それ以上はあげなくて大丈夫、と指導されました。

これを実践した感想としては、

ものすごく楽でした。

そして乳首への負担が減りました

乳首の亀裂が治ってきたのも、この授乳方法のおかげかもしれません。

ただ、楽でしたが、不安になりました。

本当に足りているのか不安でした。

結局私は片方5分、もう片方を好きなだけあげる、という方法に落ち着きました。

現在はいろいろあって片乳授乳になっていますが、5分1クールをしていた時期は本当に楽でした。

胸の張りについて

これについては前述したとおり、赤ちゃんが吸いづらくなっている原因でした。

桶谷式マッサージを受けることで張りは解消しました。

マッサージを受けると本当にふわっふわになります。

この後私は大きなしこりが出来たり、張りが強くなりすぎると桶谷式マッサージを受け、メンテナンスをしていきました。

搾乳はほとんどやらなくなりました。(もともとうまく出来ませんでしたが…!)

指導を受けて、その後

私が受けた指導は以上です。

たった一回の指導でしたが、家に帰ってから嫌がる頻度は減りました。

何より、また困ったら桶谷式で相談しようという心の余裕が生まれ、精神的にも落ち着きました。

そしてそのまま完母となりました。

 

自分がさんざん悩んだことなので、かなり長くなってしまいました。
ここまで読んで頂き、本当にありがとうございます。

授乳がうまくいっていない方の参考に、少しでもなれば幸いです。

また、私は胸の張りが怖くてミルクに出来ませんでしたが、可能なら是非ミルクも選択して下さい。

ストレスがないのが一番です。

最後に、しつこいですが何度でも言います。

辛い時は誰かに頼って下さい。

一緒に育児、頑張りましょうね!

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